お客様は神様ではない

お客様は神様ではないFrom 久保なつ美(日本デザイン)

こんばんは。

今日も暑いですね〜
今日は仕事中にいきなり頭が痛くなり、
少し休んでいました。

エアコンのせいなのか、
昨日飲んだワインのせいなのか、
原因はよく分かりませんが、
半分が優しさで出来ているBファリンを飲んだら
たちまち解消しました。

優しさありがとう。

私は現代人病なのか、最近体が弱っているので、
外出すると結構すぐバテます。

営業さんならよく分かると思いますが、
打ち合わせをはしごした時の体力の消耗は
半端ないですね。

打ち合わせ室に入った瞬間、
「あ〜やっと着いた〜」と思います。
そして仕事の打ち合わせが始まる訳ですが、

ここで一つ、もの申したい事が。

最近、打ち合わせに行っても「お茶」
が出て来ません。

私の中では、来客が来たらお茶を出す
というのは当たり前の話です。

前のデザイン会社でも。
来客が来たら必ずお茶を出すように言われていましたし、
それが普通だと思っていました。

でも、最近の打ち合わせ先では、
何回かお茶が登場しませんでした。
なので、のどカラカラのまま打ち合わせしたりしました。

小さい会社だけではありません。
割と大きな会社、歴史が古い会社でも、
そういうことがありました。

なぜでしょうか?
大きな会社や歴史のある会社がそんなミスするでしょうか?

一つ考えられるかな、と思うのは、
その打ち合わせはうちが仕事を依頼される側で
お伺いしていたということ。

「クライアント様ではないから気を遣う必要はない」
とそう思われている方もいるのかなと思います。

どうやら世の中には「お金を払う側がえらい」
という考えがある様です。

でも、本当にそうでしょうか?
日本デザインではクライアント様との関係は常にWIN-WINだと考えています。
もちろん、注文をして頂いてありがたいという
感謝の気持ちはもちろんありますが、
どちらが偉い、どちらが強い、ということはないと思います。

クライアント様はお金を払って、その代わりにサービスを提供してもらう
こちらはお金をもらって、その代わりにサービスを提供する

この関係は常にWIN-WINであるのが理想だと思います。

お金を頂いているから、結果を出すことは絶対ですが、
それが出来ていれば変にお客様の「下」になる必要はないのです。
常に同等で、お互いに気遣いができる関係が一番良い関係ではないでしょうか。
これは逆も同じです。

こちらがお金を払っている側でも、
お客様には気を遣うべきだと私は思います。

日本デザインでは来客したお客様には気持ちよく過ごしてもらいたいので、
来客前にはちょっと掃除をしますし、
来客時には、お茶はもちろん、
引き立ての珈琲やちょっと良い紅茶なんかをお出しする様にしています。

クライアント様も、お仕事をお願いしている会社の方でもそれは同じです。

その方がお互いに気持ちよくお仕事が出来るし、
何より遠くから来てくれたお客様への感謝の気持ちだと思っています。

そういえば、以前整骨院のお仕事をしたことがあったのですが、
その打ち合わせで院までお伺いした時は、
打ち合わせ前にサージスで施術をしてもらって、
その後ランチまでごちそうになりました。

「こんなにして頂いて、恐縮です。ありがとうございます」
と院長さんに言うと、

「気持ちよく仕事をして、
よいものを作ってもらいたいから、いつもこうしてます」

とおっしゃっていました。

まさにその通りでした。
ここまでやっていただくと、通常以上のサービスをしたくなります。
実際、発注内容+αのお仕事をその時は気づけばやってあげていました。

技術者も、営業マンも、みんな人です。

親切にしてもらったら嬉しいので、お返しがしたくなるものです。

クライアント先にも発注先にも同じく気遣いができれば、
会社と会社や人と人はもっと良い関係になれると思います。

久保なつ美(日本デザイン)

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