From 久保なつ美(日本デザイン)
おはようございます。
昨日はあるサイトのトップページの
デザインを終わらせました。
何のデザインかというと、
夜のお店のサイトデザインです。
最近ちょっと大人な感じのお仕事がいくつか入りまして、
女性のセクシーな写真を毎日見ています。
前にキャバクラの名刺やホストの名刺を
作っていたことがあるので、
私的に全然抵抗はないのですが、
こういうのは普通は女の人は見ないので、
何時間も見てると変な感じがしますね。
仕事の中には女性の体を修正するという作業がありまして、
肌を綺麗に見せたり、
肉をけずったりするのですが、
これが結構面白いです。
Before Afterを見比べると詐欺並に違います。笑
胸を盛ったり、輪郭をシャープにしたり、
目を大きくしたり、ウエストを細くしたり、
そんなことは割と簡単にできてしまいます。
ただ、背景やバランス、体の自然なラインを壊さずに
修正するのはちょっとしたテクニックがいります。
それをうまくできた時はちょっとした快感を味わえます。
なので結構この作業は好きです。
こういう仕事をしてると思います。
「世の中の雑誌や写真集もほとんど修正なんだろうな」と。
アイドルや女優さんの写真って、肌が異様に綺麗ですよね。
シミ一つないつるんつるんの肌、
昔は「きれいだなー、さすが芸能人だなー」と
素直に思っていましたが、今は「修正うまいなー」
と思う様になりました。笑
もちろん本人の素肌が綺麗だったり、
メイクのテクニックもあると思いますが、
多くの場合は修正が入っていると思います。
浜崎あゆみさんはCDジャケットや雑誌で修正しすぎて
「不自然だ」「片手が消えてておかしい!」
と叩かれてますね。
片手が消えているのは、さすがに失敗ですよね。
制作スタッフが悪い。
やりすぎは禁物です。
ちなみに、ダイエットの広告に載ってるBefore Afterは確実に修正してますからね。
普通の人はAfter写真をいじっていると思うかもしれませんが、
もとから細いモデルを修正で太らせてBeforeの写真を作って、
「こんなに痩せました!」って見せることもできるんですよ。
そう思うと、何が本当か分からなくなりますね。笑
だます側とだまされる側と言っても過言ではありません。
ただ、自分でビジネスをする方は、一般人と同じくただだまされるのではなく、
ぜひだます側の目線で見てみて下さい。
勉強になることがたくさんあります。
だます側にとってはこのような技術は便利な武器になります。
うまくだましてお客様に後で得をさせることができれば、
それでいいのです。