ペニオク騒動ってどう思う?

ペニオク騒動ってどう思う?From 久保なつ美(日本デザイン

おはようございます。

広告と言えば、の話なんですけど、
前に世間でペニーオークションが問題が
話題になったことがありましたね。

ペーニーオークションは課金型のオークションサイトで、
100円とか小さい金額を課金して、
豪華商品をゲットするっていう、ちょっとしたゲームみたいな
オークションです。

オークションが終了するジャストタイミングで
課金すれば、100円でレンジとか買えちゃうんですが、
課金すると、10秒オークションが延長される…

するとまた別の人が課金して…

という感じです。

運良く誰も見ていないタイミングで課金することができれば、
ものすごい安い金額で商品をゲットできるのですが、
まぁこれがなかなか難しいらしいです。

それを、芸能人がブログに
「落札できましたーー!!」
と落札もしてないのに書いていたので、
問題になりましたね。

彼らは広告料として、
お金をもらって書いていたのです。
業界的には完全にアフィリエイターです。

これに対して、世間の人たちは、
「信じていたのにだまされた!」
と怒り心頭でした。

でも、私としては、
「なんでこんなに怒っているんだろう」
と思いました。

だって、これまでもペニオクに限らず、
いろんな方がいろんな商品を
ブログでガンガン宣伝してましたから。

化粧品、お茶、サプリメント、美顔器などなど、
数えきれないくらい、見ました。

今回クローズアップされて干されてしまった
方々は、たまたま注目されてしまっただけで、
他にもそういう手法を使っている芸能人はたくさんいます。

今も、堂々と宣伝してる人だって多い。
商品がペニオクではないってだけで、
やっていることは同じです。

だから、なんであの件だけ
特別問題視されたのか、私には謎です。

考えてみれば、
テレビCMだって、広告だって、
芸能人の人気を使って、商品を宣伝しているわけですから、
仕組みは同じなハズです。

ファンは、「あ、○○ちゃんが化粧品の宣伝してる!
私も同じのがほしい!」

と思って商品を買いますが、
実際にその芸能人がプライベートでも
商品を使ってるかは、分かりません。
もしかすると使ってないかもしれないけれど、
それに対して文句を言う人はいません。

だから、今更そんなに怒らなくても〜って感じです。

強いて言えば、
宣伝した場所がブログだったっていうことが問題なんでしょうね。

ブログはプライベートを書いてくれている、と
ファンは思っていますから、裏切られた気がしてしまうんでしょう。

宣伝するならするで、
「今日は宣伝でーす★」「商品頂いたので、書きます」
とか、正直にあっけらかんと書いてしまえば良かったですね。
そうすれば、ファンも、「あ、今日は宣伝か、オッケー♪」
と納得していたはずです。

小さな違いですが、
ファンにとってはそれが「だまされた」か
「だまされてないか」の境目になります。

久保なつ美(日本デザイン)

騙してなんぼ!セクシー写真修正

騙してなんぼ!セクシー写真修正From 久保なつ美(日本デザイン

おはようございます。

昨日はあるサイトのトップページの
デザインを終わらせました。

何のデザインかというと、
夜のお店のサイトデザインです。

最近ちょっと大人な感じのお仕事がいくつか入りまして、
女性のセクシーな写真を毎日見ています。

前にキャバクラの名刺やホストの名刺を
作っていたことがあるので、
私的に全然抵抗はないのですが、
こういうのは普通は女の人は見ないので、
何時間も見てると変な感じがしますね。

仕事の中には女性の体を修正するという作業がありまして、
肌を綺麗に見せたり、
肉をけずったりするのですが、
これが結構面白いです。

Before Afterを見比べると詐欺並に違います。笑
胸を盛ったり、輪郭をシャープにしたり、
目を大きくしたり、ウエストを細くしたり、
そんなことは割と簡単にできてしまいます。

ただ、背景やバランス、体の自然なラインを壊さずに
修正するのはちょっとしたテクニックがいります。
それをうまくできた時はちょっとした快感を味わえます。
なので結構この作業は好きです。

こういう仕事をしてると思います。

「世の中の雑誌や写真集もほとんど修正なんだろうな」と。

アイドルや女優さんの写真って、肌が異様に綺麗ですよね。
シミ一つないつるんつるんの肌、
昔は「きれいだなー、さすが芸能人だなー」と
素直に思っていましたが、今は「修正うまいなー」
と思う様になりました。笑

もちろん本人の素肌が綺麗だったり、
メイクのテクニックもあると思いますが、
多くの場合は修正が入っていると思います。

浜崎あゆみさんはCDジャケットや雑誌で修正しすぎて
「不自然だ」「片手が消えてておかしい!」
と叩かれてますね。
片手が消えているのは、さすがに失敗ですよね。
制作スタッフが悪い。

やりすぎは禁物です。

ちなみに、ダイエットの広告に載ってるBefore Afterは確実に修正してますからね。
普通の人はAfter写真をいじっていると思うかもしれませんが、
もとから細いモデルを修正で太らせてBeforeの写真を作って、
「こんなに痩せました!」って見せることもできるんですよ。

そう思うと、何が本当か分からなくなりますね。笑

だます側とだまされる側と言っても過言ではありません。

ただ、自分でビジネスをする方は、一般人と同じくただだまされるのではなく、
ぜひだます側の目線で見てみて下さい。
勉強になることがたくさんあります。

だます側にとってはこのような技術は便利な武器になります。

うまくだましてお客様に後で得をさせることができれば、
それでいいのです。

久保なつ美(日本デザイン)

ファンは自分のことを○○と思っていない?

ファンは自分のことを○○と思っていない?From 久保なつ美(日本デザイン

おはようございます。

みなさん、音楽は好きですか?
youtubeとか見ますか?

日本デザインは音楽好きが多くて
たいてい事務所では、
音楽が流れています。

大坪さんはクラシックとか
よく聞いていて、
集中力を高めていますが、
私はもっぱらJ-POPが好きです。

気分がいい時はノリノリで、
たまに事務所でも歌ってます。笑

昨日もそんな感じで
J-POPを流していると、
こんな曲が流れてきました。

「ギリギリでい〜つも生きていたいから〜
おーうぉー♪♪」

KAT-TUNのReal Faceですね。
「いつもギリギリで生きてるって
大坪さんみたいですね〜」
なんて言いながら、笑
聞いてたんですが、
大坪さんはこの曲知らないそう。

え〜うそ〜!めっちゃ有名ですよ。
大坪さんのテーマソングにした方が
いいですよ。

ということで、
youtubeで曲を探して見せてあげると、
丁度ライブ映像が流れてきました。
かなり大きいドームで大盛り上がりのKAT-TUN。
テンションはMAX。

「いくぜ〜〜〜〜!!!東京〜〜〜っ!!!!」

と声高々に叫んでいました。

と、ここで思ったことが一つ。

「東京」っていうコールはどうなんだろう?
「東京」って言われてファンは嬉しいのか?

そもそもファンの人って自分たちが「東京」
と思ってないんじゃないでしょうか?
自分がKAT-TUNのことが好きで、
ライブに来ているだけで、
日本全国の東京代表として来ているつもりは
みじんもないと思います。

「東京」というのは、
ファン目線のかけ声ではなく、
KAT-TUN目線のかけ声ですよね。

KAT-TUNは全国を回って、
同じライブをやっている訳です。
変わるとしたら、「場所」だけ。
だから気分を変えて盛り上げるために、
「いくぞ!トーキョー!うぉー」と叫んでいるのです。

これは逆に言わない方がいいです。

東京!と言われると、
「他にも、大阪、福岡、北海道もいるんだなぁ」
と感じてしまって、逆に特別感がなくなります。

私は昔w-inds.が結構好きな時代があったんですが、
w-inds.のライブをyoutubeで見た時も
これに近いことがありました。

「感謝」がデーマの曲の前に流れた映像…

そこにはw-inds.からのメッセージが。

「Thank you for friends, families, staffs

and…」

沈黙。

ここで、絶対「and…YOU」ってくるだろうって、
私は思ったんです。
鉄板ですよね。
絶対黄色い声聞こえます。

そしたら、実際に出た言葉はちょっと違いました。

『and..

 

FANS….』
FANSって出ました。

え?フぁファンズ?
ん〜確かにそうだけど、
イマイチというか全然キュンとこないぞ?

ファンは自分達のことファンって思ってないんです。
そうやってひとくくりにされると逆に距離を感じてしまいます。

そもそも友達、家族、スタッフ、ファンって、
ファンだけなんか遠い感じしませんか?
これが「あなた」だったらぐっと近い感じがするものです。

実際、ライブの歓声も、「キャー」ではなく
「お〜」って感じでしたね。笑

w-inds.にとってはファンはファンと思っていて、
ひとくくりで大切に思っているんでしょうけど、
実際ファンは自分たちのこと一体だって思っていないから、
そこでギャップが出来てしまっています。

自分から見た相手の姿と、
相手が思っている自分自身は違うことがあるので、
そこは気をつけなきゃいけないですね。

セールスレターを書く時に、
これが実はとても大事だったりします。

前置きが長くなってしまったんで、
また明日にします。

さあ、今日も1日頑張りましょう。
ギリギリでい〜つも生きていたいから〜♪

久保なつ美(日本デザイン)