京都は癒しの街、商売の街

From 久保なつ美(日本デザイン

おはようございます。

ご無沙汰の更新で失礼しています。

実は12月まで猫の手も借りたいくらいの
忙しさが続く予定で、
ブログを書いている余裕がなくなってしまいました。
毎日終電組です。

この山を超えたらまた再開するので、
ちょっとお待ちください。

今日はそんなクソ急がしい中で、
土日に京都旅行に行ってきたので、笑
せっかくだから書いてます。

土曜から日曜の一泊二日の京都旅行。

ちょうど紅葉の季節で、
とても綺麗でした。

京都は癒しの街、商売の街

京都は癒しの街、商売の街

清水寺、三十三間堂、西明寺、神護寺、
など神社を巡って、
あとは祇園の近くをプラプラとしました。

京都の町は風流があって、
歩いているだけで気分がいいですね。

古き良き日本という感じがします。

京都は癒しの街、商売の街
食べ物も美味しかったです。
湯葉、八つ橋、お漬け物、お抹茶。
これぞ京都というものをたらふく頂きました。

で、この旅で分かったことが一つありました。

京都はビジネスの街であるということ。

特に神社!
あんまり言うと怒られるかもしれませんが、
(すでに母親に軽く怒られましたが…汗)

神社は紛れもなくビジネスです。

例えば、清水寺の地主神社。
ここは縁結びの神様がいることで有名ですが、
入ってみるとそこはまるでテーマパークでした。

子宝に恵まれる神様、
良縁を引き寄せる神様、
悪縁を断ち切る神様、
どんな願いも一つだけなら叶えてくれる神様、
なでると幸運を引き寄せる神様、
恋占いの石(二つの石の間を目をつぶって
歩いて、もう一つの石にたどり着けたら恋がかなう)

などなど色んなアトラクション?がありました。

こんだけあると、本当かよ!?
って思いますが、来た人は

「これ、これお祈りしよう」
「あ、これもお祈りしないと」
「あ、これもやっとかないと」

と、どんどんお賽銭を入れていきます。
帰りにはもはや自分が何の神様にお祈りしたかなんて
忘れていると思いますが…。

そして、アップセルも充実しています。
おみくじ、お守り、お札、などなど色んな縁結びグッズを
売っています。
もちろんみんなこぞって買っていました。

まずおみくじ。
おみくじ一回100円
縁みくじ一回200円

なんで縁みくじだけやると
200円なのか。

その理由はズバリ「縁みくじの方が需要があり、
客は高くても買うから」です。

どう見ても、二倍の手間がかかっているとは
思えない。

そして、お守り。
恋を叶える星座ミニお守りは一個500円なのに、
恋の出会いを多くするキューピットお守りは、
真ん中に♥の刺繍が入っていて、1000円でした。

どう考えても、二倍の手間がかかっているとは思えない見た目。
っていうかほとんど変わらない。
でも、二倍の価格で売っているんです。当然利益も二倍です。
これは、高くても買う、「リッチな顧客向け」です。
「せっかくだから、高い方にしよう」となるので、
多少高くても売れてしまうのです。

あとお札。
木に願い事を書いて出すと
祈願してくます。一回1000円。
これは良いのか悪いのか、よく分かりませんが、
何十個もまとめて祈願することを考えると
お高いですよね。

そんな感じで、
商売っ気をものずごく感じてしまいました。
ちなみに入園料が300円なので、
一日3万人来ていると考えても、
一日900万の利益が出ていることになります。

清水寺は実際、年間30億近くの売り上げを
誇っているそう。
す、すごっっ!
しかも宗教法人は非課税←
神社っていいビジネスなのね。

もちろん、こんな冷めた見方をしながらも、
私はご利益にあやかりたい派なんで、
旅行中は普通に楽しみましたけどね。笑

少し違う目線で見てみると、
色んなことが見えてきて面白いです。

それでは、リフレッシュした所で、
猛烈にお仕事頑張ります。
また更新できる日まで See you again…(T_T)

久保なつ美(日本デザイン)

新郎新婦の、初めての共同作業は実はビジネスである。

新郎新婦の、初めての共同作業は実はビジネスである。From 久保なつ美(日本デザイン

おはようございます。

先週末は結婚式があちらこちらで
開催されていたみたいですね。

私も一昨日は高校の友人の結婚式でした。

ラスト・シンデレラで使われた、
青山の素敵な教会での挙式で、
とても素敵でした。

今までに何回か友人の結婚式には
参加させてもらいましたが、
どの式もとても凝っていて、
参加するのが楽しみです。

今回も披露宴、二次会、
三次会(調子にのって行ってしまった)
まで参加しましたが、
新郎新婦のこだわりが溢れていて、
とても楽しませてもらいました。

新郎さんは、なんと当日朝6時まで
準備をしていたそうです。
8時には会場入りというのに、
かなり過酷なスケジュールですよね。笑

披露宴のあいさつでは、
「結婚式は大変だよ、と友人に言われましたが、
その通りでした」と話されていました。

確かに、あれだけの準備を
普段の仕事と平行してやっていかなきゃいけないと考えると、
ハードですよね。
新郎は三次会に到着してすぐバタンキューでした。
おつかれさまです。

考えてみると、
結婚式って、ある意味ビジネスですよね?

友人を招待するのは、まさに「集客」です。

まず、二人の友人のリストを整理して、
めぼしい人(?)をまとめて、
住所を調べて招待状を送り、
二次会だけ呼ぶ人にも招待メールを作り、人を集める。
もし、見込んでいた人が思いのほか来れないという場合は、
またリストを追加して、もう一度アプローチする。

まさに集客ですね。
なかなか大変な作業だと思います。

披露宴、二次会は言わば「サービス」です。

着てくれたお客さんにできる限り楽しんでもらうために、
新郎新婦は「サービス」を作ります。
ウェルカムボード、一人一人へのメッセエージカード
料理、飲み物、余興、ムービー、
お色直し、両親へのメッセージ、
などなど、その一つ一つに楽しんでもらえるように工夫をする。
これらは自分達が楽しみというよりも、
その多くは参加者に楽しんでもらうための演出なのです。
だから当日新郎新婦はご飯を食べる余裕もないですよね。

多くの場合は、披露宴、二次会で終わりますが、
場合によっては御礼のメールを書いたり、
写真を送ったりする「アフターフォロー」が
あり、やっと結婚式が終了します。

「来てくれた人に満足してもらえる様に最高のものを作る」
という考え方は、まさにビジネスそのものですね。

そして実はこれが一番考えるのが大変なんですよね。
普段の企画の仕事をしているとかで、慣れているなら話は別ですが、
そうでなければなかなかアイデアは出ないものです。
アイデアが決まれば次はその準備…となるので、
それがまた、段取りが良くないと上手く進みませんからね。

結婚式の準備はとっても大変。
やったことないけど、ちょっと考えたでけでも分かります。

これこそ、「初めての共同作業」なのかもしれません。

ここで、夫婦としての絆やチーム力が試されます。
うまくいけば、万々歳ですが、
どちらかが頼りなかったり、やる気がないと、
たちまちパートナーとしてどうなんだろう…という話になってしまいます。

くれぐれも、
新郎は新婦に任せっきりにしちゃだめですよ。

久保なつ美(日本デザイン)

騙してなんぼ!セクシー写真修正

騙してなんぼ!セクシー写真修正From 久保なつ美(日本デザイン

おはようございます。

昨日はあるサイトのトップページの
デザインを終わらせました。

何のデザインかというと、
夜のお店のサイトデザインです。

最近ちょっと大人な感じのお仕事がいくつか入りまして、
女性のセクシーな写真を毎日見ています。

前にキャバクラの名刺やホストの名刺を
作っていたことがあるので、
私的に全然抵抗はないのですが、
こういうのは普通は女の人は見ないので、
何時間も見てると変な感じがしますね。

仕事の中には女性の体を修正するという作業がありまして、
肌を綺麗に見せたり、
肉をけずったりするのですが、
これが結構面白いです。

Before Afterを見比べると詐欺並に違います。笑
胸を盛ったり、輪郭をシャープにしたり、
目を大きくしたり、ウエストを細くしたり、
そんなことは割と簡単にできてしまいます。

ただ、背景やバランス、体の自然なラインを壊さずに
修正するのはちょっとしたテクニックがいります。
それをうまくできた時はちょっとした快感を味わえます。
なので結構この作業は好きです。

こういう仕事をしてると思います。

「世の中の雑誌や写真集もほとんど修正なんだろうな」と。

アイドルや女優さんの写真って、肌が異様に綺麗ですよね。
シミ一つないつるんつるんの肌、
昔は「きれいだなー、さすが芸能人だなー」と
素直に思っていましたが、今は「修正うまいなー」
と思う様になりました。笑

もちろん本人の素肌が綺麗だったり、
メイクのテクニックもあると思いますが、
多くの場合は修正が入っていると思います。

浜崎あゆみさんはCDジャケットや雑誌で修正しすぎて
「不自然だ」「片手が消えてておかしい!」
と叩かれてますね。
片手が消えているのは、さすがに失敗ですよね。
制作スタッフが悪い。

やりすぎは禁物です。

ちなみに、ダイエットの広告に載ってるBefore Afterは確実に修正してますからね。
普通の人はAfter写真をいじっていると思うかもしれませんが、
もとから細いモデルを修正で太らせてBeforeの写真を作って、
「こんなに痩せました!」って見せることもできるんですよ。

そう思うと、何が本当か分からなくなりますね。笑

だます側とだまされる側と言っても過言ではありません。

ただ、自分でビジネスをする方は、一般人と同じくただだまされるのではなく、
ぜひだます側の目線で見てみて下さい。
勉強になることがたくさんあります。

だます側にとってはこのような技術は便利な武器になります。

うまくだましてお客様に後で得をさせることができれば、
それでいいのです。

久保なつ美(日本デザイン)

マメ、ダイエット中。

From 久保なつ美(日本デザイン

おはようございます。

うちにはマメという猫がいます。
今年で4歳くらいのメスで、
久保家ではそりゃあまぁ溺愛されています。

この子は木に登って降りれなくなっている所を
姉が救出し、拾ってきてから飼い始めました。

マメ、ダイエット中。

久保家はみんな猫好きなので、
マメがかわいくて仕方なくて、
家族みんなでかわいがっています。

中でも姉の溺愛ぶりは半端ないです。
彼氏よりもマメの方が大切なんじゃないかってくらい、
マメを可愛がっています。
(今は彼氏なしですが)

ちなみに、猫が大好きで気づくのが遅かったんですが、
私はたぶん、というかほぼ100%猫アレルギーです。涙

家に帰ったとたんに鼻水が止まらなくなるのですが、
それを姉に言うと、
「あんたの鼻水をマメのせいにするな、ひどい!」
と怒られます。

私よりマメが大事な姉…

そんな姉が最近マメの健康に気を使い始めました。

マメが最近、おでぶ、になってきたからです。
お腹のあたりがぽよんとして、
歩くとやや揺れる様になってきました。

マメ、ダイエット中。

姉はマメの大好物のかつおぶしを、制限し始めました。

私がマメにかつおぶしをやろうとすると、
「マメが早死にするから、ちょっとにして!」と言います。

今までは全然気にしていなかったのに、
なんでいきなりこうなったんでしょう?

おそらく、ですが、
姉はどこかで猫は太りすぎると早死にするということを
知ったんでしょうね。

ニュースか、友達か、ネットか…

どこかで知って、それが強く頭に残っているんでしょう。

姉の例でも良く分かりますが、
人の健康への意識はとても強いものです。
これは健康に悪い、これは良い、
とみな自分の頭の中の基準で判断していますが、
その基準は生活にとても強く影響を及ぼしていると、私は思います。

例えば、
サプリメント=健康に良い
タバコ=健康に悪い
ワイン=健康に良い
珈琲=健康に悪い
ジョギング=健康に悪い
水泳=健康に良い

という固定概念を持った人は
積極的に健康に良いと思っていること
(サプリメント、ワイン、水泳)を取り入れようとし、
健康に悪いと思っていること
(タバコ、珈琲、ジョギング)は避ける様になります。

姉は今回、マメ食べ過ぎ=健康に悪いと強く結びすいたので、
意識が大きく変わり、行動が変わりました。

そう、健康に対する意識はとても強い。
これをビジネスでうまく使うことができれば、
顧客をうまくコントロールすることができます。

うちの商品=健康に良いということをうまく顧客に教育できれば、
その概念は強く残り、商品を長く買い続けてくれる様になります。

健康食品、サプリメントなんかは教育が販売の決めてになりますが、
売れるか売れないかは、顧客を教育できるかできないかで決まると言っても
過言ではありません。

姉はどこかで教育を受けてきました。
今の姉に「猫が健康になるダイエットキャットフードがある」
と言ったら、すぐに飛びつくでしょう。

久保なつ美(日本デザイン)

右足がないと働けない?

右足がないと働けない?

From 久保なつ美(日本デザイン

おはようございます。
今日は日本デザインの社長大坪さんが香港に旅立ちました。
投資のプロダクトローンチの視察で行っているんですが、
私は置いてけぼりです。

海外旅行はとっても面白いですよね。
町並みを見たり、食べ物を食べたり、
日本とは違う文化を見るのが楽しいですよね。

私は5月にタイに行ったのですが、

貧富の差の激しさに驚きました。

バンコクで一番価格が安いと言われている商店街に
買い物に行ったのですが、見ているうちに迷ってしまい、
気づいたら商店街の裏という感じのところにいました。

そこでは人が働いていました。
洋服を縫っていたり、雑貨を作っていたり。
お日様も当たらず、風通しも悪い様なところで、です。

また、もう少し奥に入って行くと、
暗くて暑い工場の奥の方で人が暮らしていました。
TVはちっちゃくて画質が悪く、エアコンなんてありません。
そんなところに人が住んでいました。
もちろん、そこにいる方々は自分が貧しい、
とは思っていないかもしれませんが、
生活する環境としては過酷だと思いました。

一方、ちょっと離れのリゾート地に行くと、
ものすごいセレブな人たちがめちゃくちゃおしゃれなバーで
美味しいものを食べていました。

タイは物価が安いので、どんだけ食べても飲んでも3000円くらいでいけます。

稼いでいる人からすると、まさに天国!

お金持ちの人たちは頻繁にパーティ☆いるみたいです。
とっても楽しそうでした。

タイではビジネスで成功した人と、そうでない人との差が激しいようです。
観光客を相手にし、ビジネス展開に成功した人は手にした大金を
物価の低いタイで使う訳ですから、
かなり裕福な生活ができるのです。

資本主義だなぁ、と思いました。

日本の様に「すでになんでもある」訳ではないので、
まだまだビジネスのチャンスがありそうです。
企業を志している若い学生さんにも会いました。
目がキラキラしていました。

もちろん、親がお金持ちだったとか、
チャンスに恵まれていたとか、
環境の違いはあると思いますが、
やはり志があるかないか、やる気があるかないかで、
成功するかしないかは決まると思います。

そういう意味で残念だと思ったことは、
街に寄付を集めようとする人がちらほらいたこと。
右足をなくしたおじさんが街に座り込んでお皿をおいて、

「私は右足がないので働けません。お金を下さい」

と言っていました。

お金に不自由のないお金持ちや同情した人たちが
お金をあげている様でした。

私はこの光景に違和感を感じました。
足が片方ないから、
だからって「働けない」ということにはならないと思うからです。

私は片足がなくても活躍している人はいます。
私はシルクドソレイユで右足をなくした人が
第一線で踊っているのを見ました。

肉体労働ではなく、技術を身につけて自宅で仕事をする道も
たくさんあります。

はじめはお給料は低くても、技術を身につけたら
ステップアップできるものです。本を買って独学でPCの知識を学ぶ事もできるはずです。

それを全くしないで、一日中街中に座り込んで
「お金を下さい」と言っている。
それはおかしいと思いました。

誰かの役に立たなければ、お金はもらえないものです。
役に立って、お金をもらえるから嬉しいのです。

彼はそんな仕事の楽しさを知らない。
彼の境遇よりもそっちの方が、かわいそうだと思いました。

久保なつ美(日本デザイン)