From 久保なつ美(日本デザイン)
おはようございます。
昨日は、お客様との打ち合わせに同行させて頂きました。
最近は私は特に必要なくても、
同行させて頂くことがよくあります。
じゃあ何のために同行するのかというと、
社長の打ち合わせの様子を見て勉強させてもらう為に行っています。
打ち合わせをしていると、お客様から色々な要望や質問が出ます。
正直デザイナーからすると、
どんな些細なことでも、どんな初歩的な質問でも、
お客様にとっては自分のビジネスの明暗に関わる重要事項なので、
1つ1つお答えしなくてはいけません。
HTMLや画像制作を一度も自分でやったことがない方にとっては、
私たちがやっている仕事は完全に未知です。
何ができて、何ができないのか、全く分からないのです。
例えば、「TOPページのバナーを追加するのは簡単な作業なのか」
とか、「会社概要ページは自分たちで後から変更することができるのか」
とか、「AのレイアウトとBのレイアウトはSEO的にどっちが良いのか」
とかそんな質問が出たりします。
これは、デザイナーにとっては基礎の基礎でして、
簡単に答えが出ます。
時には「簡単な内容だから、手短かに説明して済まそう」と
思うこともあったりなかったり、あったりします。笑
ただ、繰り返しになりますが、
お客様にとってはどんな些細なことでも重要事項。
しっかり説明してあげないと、
「この人はちゃんと教えてくれない」と思われてしまいます。
だから、丁寧に質問に答えてあげる必要があります。
プロとお客様との間には、
基本的に「知識の差」があります。
例えば、歯医者に行ったら「虫歯を抜きましょう」ということになったとします。
「虫歯を抜くには麻酔が必要です」と説明を受けます。
虫歯を抜く、麻酔を打つことは歯医者さんにとっては簡単な治療なのかもしれません。
でも、患者にとっては麻酔を打って歯を抜くというのは、
おそらく一大事です。
中には「麻酔が本当に安全なのか」
「虫歯は本当に抜かなきゃいけないのか」
ちゃんと分かりやすく説明してほしいという方も
たくさんいると思います。
それを「簡単な治療なんで、大丈夫です。
全然痛くないです。はい、では今すぐ抜きましょう!」
という先生と、しっかり説明してくれる先生とでは、
後者の方が患者の満足度が圧倒的に良いです。
しっかり説明してくれる先生は、先ほど説明した、
「知識の差」をきちんと分かっている方です。
ちなみに、昨日社長の大坪さんは、
一つ一つ丁寧に説明していました。
私からしたらイライラするほど1から丁寧に教えていましたが、
よく考えるとそのくらいがお客様にとっては丁度良いのかもしれません。
知識の差を受け止めて接客すると、
顧客満足度は上がります。
打ち合わせで話しているWEBについての技術的なことも
もちろん大切ですが、
こういうことが実は一番勉強になるのです。
今日も読んでくれてありがとうございました!
暑いので、熱中症には気をつけましょう。