From 久保なつ美(日本デザイン)
おはようございます。
いよいよ日本デザインのセミナーが
明後日に近づいてきました。
スライドが完成し、
後は当日話す内容を固めている所です。
今回は参加されるコンサルタントの皆さんから
事前に「日本デザインに聞きたいこと」
をアンケートで集めていて、
その質問全部に対しての答えをセミナーで話すという
ちょっと無謀なことをやろうとしています。
セミナー本体のスライドだけでも100枚近く
あって、時間は3時間しかないので、
収まりきるか不安ですが、
どうしても全部の質問に回答したいという
大坪さんの強い希望でそうなりました。
なので、参加される方はアンケートに
書いた質問は必ずセミナーで話されるので
楽しみにしていて下さい。
そのたくさんきた質問に
先日ざっと目を通していたんですが、
とても意識が高い質問が多かったです。
ただその中で一つ気になった質問がありました。
自分で制作する方法を
教えて下さい
クライアントから受注した細作を
自分で作って納品したいということです。
これ、気持ちは分かります。
例えば50万でWEBサイトを受注して、
制作会社に30万で依頼したら、
自分の手元には20万しか残らないけれど、
自分で制作すれば全額残ります。
そういった背景から、
「なんとか自分で制作できないか」
と考えるコンサルタント、多いです。
でもこの考えは、
あんまり現実的ではないです。
「制作もできるコンサルタント」
確かにこれは、最強です。
日本デザインもその一例です。
ですが、これは長年のデザインの経験
があってこそできることです。
私も大坪さんもお互い7年近く
デザインの仕事をしてきました。
それでもWEBの世界は日々進化して
進んでいるので、常に勉強が必要です。
今もうすでにコンサルタントとして
動き出している方が、片手手間で制作の勉強を
するには、かなりヘビーな内容なんです。
少なくとも一旦コンサルタントとしての活動を辞めて
半年間は制作の勉強をしないといけないと思います。
また、制作の知識だけだと、
とてもセンスの悪いものが出来上がってしまうので、
デザインも同じく学ぶ必要があります。
デザインはもともとのセンスにもよりますが、
1年くらいは最低でもかかるんじゃないでしょうか。
それを踏まえて、どうしても自分でやりたいという方は
面白い仕事ですし、ぜひやって頂きたいですが、
それはちょっと難しいという方は、
制作はプロに任せてコンサルタントの
お仕事に専念した方がいいかと思います。
実際、その方がラクだし、稼げます。
中途半端に学んでも中途半端なモノしか出来ず、
クライアントの信用をなくしてしまいます。
デザインは、プロになると案外ハードなので、
趣味程度に楽しむくらいがちょうどいいと思いますよ。