エステの鬼勧誘に学ぶ営業術 vol.2

エステの鬼勧誘から学ぶ営業術vol.2

From 久保なつ美(日本デザイン

こんにちは。

最近2日間くらい更新できなかったんで、
休日も更新します。笑

やはり塵も積もれば山となるで、
明日やろうと思うとどんどん溜まってしまうものですね。

心を入れ替えてコツコツと頑張ります!

昨日の鬼勧誘に学ぶ営業術 vol.1に続いて

今日はエステの鬼勧誘に学ぶ営業術 vol.2をお送り致します。

さて、エステの格安体験に行った私。
軽い気持ちで行ったのにも関わらず、
鬼勧誘との対決という思わぬ戦いの場となってしまいました。

測定が終わると施術室へ。

三畳ほどの小さな部屋でまず電気毛布をかぶされて蒸されました。
スタッフBさん「久保さんの体を分析してくるのでちょっと待っていて下さい」
久保「はい、お願いします」
ここで一旦、スタッフBさんが退室。

仕事で疲れた後だし、ちょっと寝たいなぁ〜と思っていたんですが、
そうはいきません。

コンコンとドアをノックして、スタッフAさんが再登場。

スタッフAさん「久保さぁ〜ん、どうですか〜?汗かいてますか〜?」
久保「はい、いい感じに蒸されてます」
スタッフAさん「さっきね、受付の方でB子がすごく一生懸命考えてたんで、
「どうしたの?」って聞いたんですよ。
そしたら、「久保さんの体はバランスなんです、良いプランを考えなきゃ!」
ってすごく意気込んでましたよ!すごい顔して「絶対痩せさせたい!」って。
あの子田舎から出てきてね、すごく熱い心を持ってるので…」

久保「そうなんですか〜。ありがたいですね。」

はい、出ました!

営業テクニック3「情に訴える」

営業テクニック4「第三者トーク」

人は(特に日本人は)基本的に情に弱いです。
「この人頑張ってるなぁ」「偉いなぁ」って思うとつい協力したいという気持ちが強くなり、
財布のひもがゆるくなります。
「田舎から出て来たスタッフBさんが一生懸命私の体について考えてくれている」普通に嬉しいですよね。
優しいお母さんタイプのお客様だとコロッとと落ちてしまうかもしれません。

そして、第三者トーク、これもテクニックの1つですね。
例えば、「私一生懸命考えたんです」と言われてもイマイチ心に響かないのですが、
第三者のAさん(この場合はグルですが)から言われると、
「あ、そうなんだ、陰で一生懸命やってくれてるんだ」と素直に思えます。

これは仕事でもプライベートでも案外使えます。
例えばお仕事でお客様のために一生懸命努力してるのに、なかなか伝わらないという時は、
「○○さん(あなた)実は休日も返上してお客さんのために仕事してるみたいですよ。
かなり意気込み強いですよ」←他のスタッフとか
と、第三者の方に言ってもらうと思いは効果的に伝わります。
もしくはプライベートでも使えます。
たとえば喧嘩をして奥さんに素直に謝れない時は第三者を使います。
「旦那さん、なんだかんだ言っても奥さんのこととても考えていると思いますよ、
お話を聞いていると「奥さんのことがとっても大好きなんだな」っていうことが伝わってきます。
自分が悪かったって反省してましたよ」←奥さんの友達とか

同じ言葉でも本人に言われるよりもぐっときます。

割と効果の高いテクニックです。

ただね〜、このスタッフAさんBさん、タイミングを見計らってる感がすごいありましたからね。
このタイミングでこのトークを言うっていうのが決められてるんじゃないかと思います。

なぜかってこの連携プレーが最後に炸裂してましたから。
戦いのクライマックスは次回にお送りします。

エステの鬼勧誘に学ぶ営業術
〜営業ウーマン久保 VS エステの鬼勧誘 最終回〜

久保なつ美(日本デザイン)