ぽっちゃりさんに激やせサプリが売れないワケ

ぽっちゃりさんに激やせサプリが売れないワケFrom 久保なつ美(日本デザイン

おはようございます。
最近涼しくなってきましたね。

夏が終わって、
そろそろ秋。

秋は私が一番好きな季節です。
なぜなら美味しいものが
たくさんあるからです。笑

栗ごはん、さんま、焼き芋、食べたい。。。

ピクニックとか行きたいなぁ〜。

さて、昨日は、

「自分から見た相手の姿と、
相手が思っている自分自身は違うことがある」

ということをお話しました。

これはセールスでもとても重要なポイントです。
ここを間違えていると、
良い商品も全く売れないという事態が起きます。

例えば、ぽっちゃりさんに
飲んですぐに効果がある究極のダイエットサプリ
をオススメしたとします。

そのサプリは素晴らしいサプリで
効果抜群。お値段もお手頃。
だったら、絶対ほしがるかなって
思いますよね?

でも、これが売れない。
売れないどころか興味も持たれない。

こんな究極のダイエットサプリを
誰もがほしがっているはずなのに、なぜ?
と開発した方は思うでしょう。

その答えは簡単です。
そのぽっちゃりさんは、

自分のことを太っているとは
思ってないんです。

この場合、どんなに
「ダイエットサプリです!」
「すごく痩せます!」
「脂肪なくなります!」
とPRしても、全く響きません。

彼女自身が自分のことを
ぽっちゃりさんだと認識しない限りは、
いくらこちらが、
「あなたは痩せる必要がある、ニーズがある」
と思っていてもw、売れません。

じゃあ、どうしたらいいのか?

それは簡単。
言い方を変えれば、届きます。

要は彼女が「これは自分にも必要かも?」
と思えるような言い方をすればいいんです。

「部分痩せを助けます」
「マイナス5kgで垢抜けBODYになれます」
「自己ベストを更新して、体質改善。初めて出会う私を
見てみたくないですか?」

とか、そんな感じですね。
彼女は自分のことをぽっちゃりだとは思ってないけど、
部分やせは必要だなとは思っています。

彼女は自分のことをぽっちゃりだとは思ってないけど、
もう少しだけ痩せて垢抜けたいとは思っています。

そこを理解して、
言い方を変えるだけで、
「ふ〜ん、すごそうだけど別に」が「へ〜面白いかも、買ってみよ」
に変わったりします。

自分事にさせることができると、
セールスはうまくいきます。

これは応用ですが、
そのセルフイメージをコントロールすることもできます。

「美意識が高い人はみんな買っている」とか
「賢い人の選択です」

とか言うと、皆自分の立ち位置を上げたいがために、
そっちの選択を選ぼうとす傾向があるので、
売れやすくなります。
人って単純ですね。笑

こんな風に、「自分事にする+誘導する」
ことが出来るセールストーク、レターは強力です。

ちょっとした心理学ですね。

久保なつ美(日本デザイン)

ファンは自分のことを○○と思っていない?

ファンは自分のことを○○と思っていない?From 久保なつ美(日本デザイン

おはようございます。

みなさん、音楽は好きですか?
youtubeとか見ますか?

日本デザインは音楽好きが多くて
たいてい事務所では、
音楽が流れています。

大坪さんはクラシックとか
よく聞いていて、
集中力を高めていますが、
私はもっぱらJ-POPが好きです。

気分がいい時はノリノリで、
たまに事務所でも歌ってます。笑

昨日もそんな感じで
J-POPを流していると、
こんな曲が流れてきました。

「ギリギリでい〜つも生きていたいから〜
おーうぉー♪♪」

KAT-TUNのReal Faceですね。
「いつもギリギリで生きてるって
大坪さんみたいですね〜」
なんて言いながら、笑
聞いてたんですが、
大坪さんはこの曲知らないそう。

え〜うそ〜!めっちゃ有名ですよ。
大坪さんのテーマソングにした方が
いいですよ。

ということで、
youtubeで曲を探して見せてあげると、
丁度ライブ映像が流れてきました。
かなり大きいドームで大盛り上がりのKAT-TUN。
テンションはMAX。

「いくぜ〜〜〜〜!!!東京〜〜〜っ!!!!」

と声高々に叫んでいました。

と、ここで思ったことが一つ。

「東京」っていうコールはどうなんだろう?
「東京」って言われてファンは嬉しいのか?

そもそもファンの人って自分たちが「東京」
と思ってないんじゃないでしょうか?
自分がKAT-TUNのことが好きで、
ライブに来ているだけで、
日本全国の東京代表として来ているつもりは
みじんもないと思います。

「東京」というのは、
ファン目線のかけ声ではなく、
KAT-TUN目線のかけ声ですよね。

KAT-TUNは全国を回って、
同じライブをやっている訳です。
変わるとしたら、「場所」だけ。
だから気分を変えて盛り上げるために、
「いくぞ!トーキョー!うぉー」と叫んでいるのです。

これは逆に言わない方がいいです。

東京!と言われると、
「他にも、大阪、福岡、北海道もいるんだなぁ」
と感じてしまって、逆に特別感がなくなります。

私は昔w-inds.が結構好きな時代があったんですが、
w-inds.のライブをyoutubeで見た時も
これに近いことがありました。

「感謝」がデーマの曲の前に流れた映像…

そこにはw-inds.からのメッセージが。

「Thank you for friends, families, staffs

and…」

沈黙。

ここで、絶対「and…YOU」ってくるだろうって、
私は思ったんです。
鉄板ですよね。
絶対黄色い声聞こえます。

そしたら、実際に出た言葉はちょっと違いました。

『and..

 

FANS….』
FANSって出ました。

え?フぁファンズ?
ん〜確かにそうだけど、
イマイチというか全然キュンとこないぞ?

ファンは自分達のことファンって思ってないんです。
そうやってひとくくりにされると逆に距離を感じてしまいます。

そもそも友達、家族、スタッフ、ファンって、
ファンだけなんか遠い感じしませんか?
これが「あなた」だったらぐっと近い感じがするものです。

実際、ライブの歓声も、「キャー」ではなく
「お〜」って感じでしたね。笑

w-inds.にとってはファンはファンと思っていて、
ひとくくりで大切に思っているんでしょうけど、
実際ファンは自分たちのこと一体だって思っていないから、
そこでギャップが出来てしまっています。

自分から見た相手の姿と、
相手が思っている自分自身は違うことがあるので、
そこは気をつけなきゃいけないですね。

セールスレターを書く時に、
これが実はとても大事だったりします。

前置きが長くなってしまったんで、
また明日にします。

さあ、今日も1日頑張りましょう。
ギリギリでい〜つも生きていたいから〜♪

久保なつ美(日本デザイン)