ファンは自分のことを○○と思っていない?

ファンは自分のことを○○と思っていない?From 久保なつ美(日本デザイン

おはようございます。

みなさん、音楽は好きですか?
youtubeとか見ますか?

日本デザインは音楽好きが多くて
たいてい事務所では、
音楽が流れています。

大坪さんはクラシックとか
よく聞いていて、
集中力を高めていますが、
私はもっぱらJ-POPが好きです。

気分がいい時はノリノリで、
たまに事務所でも歌ってます。笑

昨日もそんな感じで
J-POPを流していると、
こんな曲が流れてきました。

「ギリギリでい〜つも生きていたいから〜
おーうぉー♪♪」

KAT-TUNのReal Faceですね。
「いつもギリギリで生きてるって
大坪さんみたいですね〜」
なんて言いながら、笑
聞いてたんですが、
大坪さんはこの曲知らないそう。

え〜うそ〜!めっちゃ有名ですよ。
大坪さんのテーマソングにした方が
いいですよ。

ということで、
youtubeで曲を探して見せてあげると、
丁度ライブ映像が流れてきました。
かなり大きいドームで大盛り上がりのKAT-TUN。
テンションはMAX。

「いくぜ〜〜〜〜!!!東京〜〜〜っ!!!!」

と声高々に叫んでいました。

と、ここで思ったことが一つ。

「東京」っていうコールはどうなんだろう?
「東京」って言われてファンは嬉しいのか?

そもそもファンの人って自分たちが「東京」
と思ってないんじゃないでしょうか?
自分がKAT-TUNのことが好きで、
ライブに来ているだけで、
日本全国の東京代表として来ているつもりは
みじんもないと思います。

「東京」というのは、
ファン目線のかけ声ではなく、
KAT-TUN目線のかけ声ですよね。

KAT-TUNは全国を回って、
同じライブをやっている訳です。
変わるとしたら、「場所」だけ。
だから気分を変えて盛り上げるために、
「いくぞ!トーキョー!うぉー」と叫んでいるのです。

これは逆に言わない方がいいです。

東京!と言われると、
「他にも、大阪、福岡、北海道もいるんだなぁ」
と感じてしまって、逆に特別感がなくなります。

私は昔w-inds.が結構好きな時代があったんですが、
w-inds.のライブをyoutubeで見た時も
これに近いことがありました。

「感謝」がデーマの曲の前に流れた映像…

そこにはw-inds.からのメッセージが。

「Thank you for friends, families, staffs

and…」

沈黙。

ここで、絶対「and…YOU」ってくるだろうって、
私は思ったんです。
鉄板ですよね。
絶対黄色い声聞こえます。

そしたら、実際に出た言葉はちょっと違いました。

『and..

 

FANS….』
FANSって出ました。

え?フぁファンズ?
ん〜確かにそうだけど、
イマイチというか全然キュンとこないぞ?

ファンは自分達のことファンって思ってないんです。
そうやってひとくくりにされると逆に距離を感じてしまいます。

そもそも友達、家族、スタッフ、ファンって、
ファンだけなんか遠い感じしませんか?
これが「あなた」だったらぐっと近い感じがするものです。

実際、ライブの歓声も、「キャー」ではなく
「お〜」って感じでしたね。笑

w-inds.にとってはファンはファンと思っていて、
ひとくくりで大切に思っているんでしょうけど、
実際ファンは自分たちのこと一体だって思っていないから、
そこでギャップが出来てしまっています。

自分から見た相手の姿と、
相手が思っている自分自身は違うことがあるので、
そこは気をつけなきゃいけないですね。

セールスレターを書く時に、
これが実はとても大事だったりします。

前置きが長くなってしまったんで、
また明日にします。

さあ、今日も1日頑張りましょう。
ギリギリでい〜つも生きていたいから〜♪

久保なつ美(日本デザイン)