色の力を利用して客単価を上げる

色の力を利用して客単価を上げる

From 久保なつ美(日本デザイン

おはようございます。

休みでリフレッシュしたと思ったら、
眠気がすごくてびっくりです。

休み中睡眠を十分取っていたので、
そのリズムが体についてしまったみたいです。
気分はリフレッシュされていいのですが、
これはちょっとやっかいですね。
三連休ではなくて、二日間くらいの休みが丁度いいのかもしれません。

さて、今日はデザイナーらしく色の話をします。

色にはそれぞれ意味があります。
普段何気なく使っている色も一つ一つ意味を持ち、
それぞれ与える印象や感情が違います。

これは、ネットショップをデザインする時にとても大事です。
もし、色の意味を知らずに好きな色適当に使ってしまうと、
売り上げの減少に繋がります。

例えば、最近治療院のサイトをデザインしましたが、
全体のメインカラーにはオレンジを選びました。
オレンジは、健康的で活動的な印象を見ている人に与え、
また、楽しい気分にさせてくれる色です。

サイトを訪れた人はオレンジを見て、そんな印象を自動的に
色から感じてくれるのです。

他にも、緑は安心感を与え、青は誠実な印象を与えますので、
このへんは使うと良いかもしれませんね。

逆に飲食店の場合は、圧倒的に赤が強いですね。

赤は食欲をさそう色です。
なので、お店が赤いとお客様がたくさん食べてくれるので、
客単価が上がります。

ちょっと思い出してみて下さい。
天下の○クドナルドは全体的に赤を使っていますし、
中華料理店やラーメン屋さんなんかも、
赤をメインカラーにしているお店が多いですよね?

あれは意味も無くそうしている訳ではなくて、
ちゃんと色の意味、色の力を利用している訳です。

逆に飲食店で使ってはいけないタブーな色は青です。
青は逆に食欲を落とす色です。
ダイエット用品で青い色のついたサングラスが売られていたくらいです。
それをかけて食べると食欲がなくなって痩せます。

人間は知らず知らずのうちに色から
情報やイメージを感じ取っているんですね。

色をうまく利用すれば、
売り上げを上げることも出来るんです。

これはネットショップでももちろん同じ。
ネットショップでも食品を扱っているショップは
やはり赤が強いです。食品のLP(ランディングページ)でも
赤がよく使われています。

あなたのショップの色はどうやって決めましたか?
自分の好きな色や、なんとなくで決めてしまっていませんか?
ショップの商品やコンセプトに合っていますか?

もし間違ったと分かったら、すぐ変えて下さい。
たかが色ですが、されど色です。
色を変えるだけで売り上げが上がるなら、
絶対変えた方がよいです。
コストかかりません。

ここに、基本色の意味をそれぞれ載せておくので、
参考にしてみて下さい。

:食欲をさそう、活発な印象、興奮状態

ピンク:安心感、愛情を表す、幸せな気持ちにさせる、安らぎを与える

オレンジ:楽しい気分にさせる、健康的、活動的な印象、にぎやかで陽気な印象

黄色:人の心の悩みにアピールする、コミュニケーションを高める、人を元気づける

:堅実な印象、信頼感を与える、暖かみを感じさせる、気持ちに安定を与える

:身体を自然な状態に戻す、安心感を与える、目を休める、良心的な印象

:精神を落ち着かせる、ビジネスらしい印象、誠実な印象を与える、中立的な印象

:完成を刺激する、芸術性を引き出す、性的な印象を与える、緊張をほぐす

:清潔感や新しさを強調、クリーンな印象を与える、始まりを感じさせる

黒:個性を閉じ込める作用、重圧感や高級感を与える、強く見せる

今日も最後まで読んでくれて、
ありがとうございます

久保なつ美(日本デザイン)

売上が上がり易いお客、上がりにくいお客 その1

やりやすいお客とやりにくいお客

From久保なつ美(日本デザイン)

こんばんは。

最近私はよくビジネス交流会に呼ばれることがあります。
もともと人と話すのは好きなので、
よく参加させて頂いています。

ネットショップ集客アップセミナーなんかはよく参加しているのですが、
そういったセミナーの場合は、売り上げアップをしたいオーナー様から
制作や広告運用を頼まれることが多くあります。

ただ、かれこれ何百人という方々とお会いして来ているので、
そりゃあもう色々な方がいらっしゃいます。

発注のパターンも様々でして…

「専門家に全て任せるのが一番良いので」とお任せして頂ける方、
「ここを自分でやるから、ここだけやってほしい、それだといくら?」と値切る方、
「本当に集客できるの?」と半信半疑な方。

仕事をしていて一番やりやすいと感じるのは、

全てお任せパターンしますパターン

今までの経験上を踏まえ、最も良いやデザインや広告運用のご提案をすることが出来ます。
また、信頼してくれているという気持ちが伝わってくるので、
その信頼に答えたいという気持ちも湧いてきます。
こういう場合はゆくゆくジョイントベンチャーに発展したり、
お互いにお客様を紹介したりと、ゆくゆく良い関係に発展する場合が多いです。
売り上げも飛躍的に上がります。

一方、

一部分だけ任されるパターン

(ネットショップのデザインだけを頼まれるパターンなど ×コピーライティング×広告運用)は
出来ることが一気に少なくなってしまうので、
お任せと比べると正直テンションも売り上げもやや下降傾向になります。

もちろん、「その中で出来る最大限のこと」をやらせて頂くのですが、
例えばデザインが最高でもコピーライティングがイマイチだと成果はなかなか上がりませんし、
デザインとコピーライティングが最高でも広告運用が適切でないと、これまた反応は低くなります。

また、一部分だけお任せされるパターンでは、
「必ず売り上げ上がりますよ!」と言い切れない場合が多くなり、歯がゆい気持ちになります。
※これは、アンパンマンの「顔が濡れて力がでない〜」っていう状況に近いです。
最高の状態でないから最高の力を発揮できない。
もし完全な「新しい顔」があればバイキンマンなんて一撃で倒せるのに…みたいな。

もちろん、売り上げが満足ではない中、制作や広告にお金をかけるのは難しいことも分かります。
ただ、中途半端にやった結果、中途半端な結果で潰れてしまう方がとても多いのが現状です。
逆に全てお任せして頂いた方は圧倒的な結果を出すことが多いので、後々すぐに回収を取ってしまいます。

どちらが良いか、客観的に見たら簡単に分かることなのですが、
多くの人が良くない「守り」に入ってしまうんですよね。
「もっと任せてくれたら売り上げ上がるのになぁ〜」とよく思います。

ただ、もっと困ってしまう、
なかなか売り上げが上がらないパターンがありまして…
それはその2でお伝えします。

久保なつ美(日本デザイン)