意外な事実 その「こだわり」は売れません!

意外な事実その「こだわり」は売れません!From 久保なつ美(日本デザイン

おはようございます。

今日も朝から暑いですね〜。

あんまり暑いので、
前に買ってもらった久保用小型扇風機も
効果が薄くなってきました。

こんな日はやっぱりスムージーに限ります。

今日は、レタス、きゅうり、バナナ、
ほうれん草、豆乳、パセリのスムージーを作りました。

暑い日はこれを飲むだけで、元気が出てきます。

最後にパセリを入れることが久保のちょっとしたこだわりです。
これを入れると野菜の臭みが消えて、
一気にさわやかな味になります。

私は将来的に日本デザインビルの一階で、
高級スムージー屋さんを開く計画を
前からもくろんでいるんですが、
その時パセリはレギュラーメンバーにすることにします。

さて、ネットショップを運営されている方で、
こんな「こだわり」を持っている方、多くいらっしゃると思います。

例えば「無添加」「安全性」「直輸入」などを
ショップのこだわりとして掲げているショップがありますが、

ここで驚きの新事実をお伝えします。

「こだわり」を売りにしているショップは
うまくいかないことがあります。

 

じぇじぇ!!
そんなことってある!?

普通に考えると、こだわっているお店の方が、
こだわってないお店より良いはずです。
誰だって、「なんとなくやってます」ショップより、
「こだわりがあります!」というショップで買いたいものです。

そう考えると「こだわり」を売りにしているショップは、
一見うまくいきそうですよね?

でも実際はうまくいかないことが多い。
その理由はとても単純です。

こだわっているショップがありすぎて
差別化ができないから。

自分ではこだわりだと思っていることが、
実はお客様から見るとただの特徴でしかないということがあります。

例えば、ヘアアイロン販売で「安全性」をこだわりにするとします。
一見良さそうに思えますよね?
ただ、試しにGoogle検索で 「ヘアアイロン 安全」と入れて検索してみると、
なんと約 1,020,000 件の検索結果が出てきます。

もちろん全てが販売に関係するものとは限りませんが、
ヘアアイロンの安全性にフォーカスを当てている人が,
これだけいるということは分かります。

この中で、「安全性がうちのショップのこだわりです!」と言っても、
大して目立ちませんし、お客様からするとよくあるショップとしか映りません。

また、ちょっと良い「こだわり」は、
すぐに他のショップに真似されて潰されます。

その瞬間にまたもや「こだわり」が単なる特徴となってしまいます。

ということで、真似されてしまうようなちょっとした「こだわり」は、
捨ててしまった方が良いです。

売り出すなら、「コンセプト」で売り出しましょう!

例えば、
「かわいいは作れる!恋が叶うヘアアイロン♥」とか、
「読モが作りました!日本一使いやすいヘアアイロン」
とかそんな強いコンセプトを作ることが出来れば、その方がずっと
お客を引き寄せます。

これは前に書いた体験価値の話とかぶるところがあるので、
こっちも参考にしてみて下さい。

久保なつ美(日本デザイン)