From 久保なつ美(日本デザイン)
おはようございます。
うちにはマメという猫がいます。
今年で4歳くらいのメスで、
久保家ではそりゃあまぁ溺愛されています。
この子は木に登って降りれなくなっている所を
姉が救出し、拾ってきてから飼い始めました。
久保家はみんな猫好きなので、
マメがかわいくて仕方なくて、
家族みんなでかわいがっています。
中でも姉の溺愛ぶりは半端ないです。
彼氏よりもマメの方が大切なんじゃないかってくらい、
マメを可愛がっています。
(今は彼氏なしですが)
ちなみに、猫が大好きで気づくのが遅かったんですが、
私はたぶん、というかほぼ100%猫アレルギーです。涙
家に帰ったとたんに鼻水が止まらなくなるのですが、
それを姉に言うと、
「あんたの鼻水をマメのせいにするな、ひどい!」
と怒られます。
私よりマメが大事な姉…
そんな姉が最近マメの健康に気を使い始めました。
マメが最近、おでぶ、になってきたからです。
お腹のあたりがぽよんとして、
歩くとやや揺れる様になってきました。
姉はマメの大好物のかつおぶしを、制限し始めました。
私がマメにかつおぶしをやろうとすると、
「マメが早死にするから、ちょっとにして!」と言います。
今までは全然気にしていなかったのに、
なんでいきなりこうなったんでしょう?
おそらく、ですが、
姉はどこかで猫は太りすぎると早死にするということを
知ったんでしょうね。
ニュースか、友達か、ネットか…
どこかで知って、それが強く頭に残っているんでしょう。
姉の例でも良く分かりますが、
人の健康への意識はとても強いものです。
これは健康に悪い、これは良い、
とみな自分の頭の中の基準で判断していますが、
その基準は生活にとても強く影響を及ぼしていると、私は思います。
例えば、
サプリメント=健康に良い
タバコ=健康に悪い
ワイン=健康に良い
珈琲=健康に悪い
ジョギング=健康に悪い
水泳=健康に良い
という固定概念を持った人は
積極的に健康に良いと思っていること
(サプリメント、ワイン、水泳)を取り入れようとし、
健康に悪いと思っていること
(タバコ、珈琲、ジョギング)は避ける様になります。
姉は今回、マメ食べ過ぎ=健康に悪いと強く結びすいたので、
意識が大きく変わり、行動が変わりました。
そう、健康に対する意識はとても強い。
これをビジネスでうまく使うことができれば、
顧客をうまくコントロールすることができます。
うちの商品=健康に良いということをうまく顧客に教育できれば、
その概念は強く残り、商品を長く買い続けてくれる様になります。
健康食品、サプリメントなんかは教育が販売の決めてになりますが、
売れるか売れないかは、顧客を教育できるかできないかで決まると言っても
過言ではありません。
姉はどこかで教育を受けてきました。
今の姉に「猫が健康になるダイエットキャットフードがある」
と言ったら、すぐに飛びつくでしょう。