新郎新婦の、初めての共同作業は実はビジネスである。

新郎新婦の、初めての共同作業は実はビジネスである。From 久保なつ美(日本デザイン

おはようございます。

先週末は結婚式があちらこちらで
開催されていたみたいですね。

私も一昨日は高校の友人の結婚式でした。

ラスト・シンデレラで使われた、
青山の素敵な教会での挙式で、
とても素敵でした。

今までに何回か友人の結婚式には
参加させてもらいましたが、
どの式もとても凝っていて、
参加するのが楽しみです。

今回も披露宴、二次会、
三次会(調子にのって行ってしまった)
まで参加しましたが、
新郎新婦のこだわりが溢れていて、
とても楽しませてもらいました。

新郎さんは、なんと当日朝6時まで
準備をしていたそうです。
8時には会場入りというのに、
かなり過酷なスケジュールですよね。笑

披露宴のあいさつでは、
「結婚式は大変だよ、と友人に言われましたが、
その通りでした」と話されていました。

確かに、あれだけの準備を
普段の仕事と平行してやっていかなきゃいけないと考えると、
ハードですよね。
新郎は三次会に到着してすぐバタンキューでした。
おつかれさまです。

考えてみると、
結婚式って、ある意味ビジネスですよね?

友人を招待するのは、まさに「集客」です。

まず、二人の友人のリストを整理して、
めぼしい人(?)をまとめて、
住所を調べて招待状を送り、
二次会だけ呼ぶ人にも招待メールを作り、人を集める。
もし、見込んでいた人が思いのほか来れないという場合は、
またリストを追加して、もう一度アプローチする。

まさに集客ですね。
なかなか大変な作業だと思います。

披露宴、二次会は言わば「サービス」です。

着てくれたお客さんにできる限り楽しんでもらうために、
新郎新婦は「サービス」を作ります。
ウェルカムボード、一人一人へのメッセエージカード
料理、飲み物、余興、ムービー、
お色直し、両親へのメッセージ、
などなど、その一つ一つに楽しんでもらえるように工夫をする。
これらは自分達が楽しみというよりも、
その多くは参加者に楽しんでもらうための演出なのです。
だから当日新郎新婦はご飯を食べる余裕もないですよね。

多くの場合は、披露宴、二次会で終わりますが、
場合によっては御礼のメールを書いたり、
写真を送ったりする「アフターフォロー」が
あり、やっと結婚式が終了します。

「来てくれた人に満足してもらえる様に最高のものを作る」
という考え方は、まさにビジネスそのものですね。

そして実はこれが一番考えるのが大変なんですよね。
普段の企画の仕事をしているとかで、慣れているなら話は別ですが、
そうでなければなかなかアイデアは出ないものです。
アイデアが決まれば次はその準備…となるので、
それがまた、段取りが良くないと上手く進みませんからね。

結婚式の準備はとっても大変。
やったことないけど、ちょっと考えたでけでも分かります。

これこそ、「初めての共同作業」なのかもしれません。

ここで、夫婦としての絆やチーム力が試されます。
うまくいけば、万々歳ですが、
どちらかが頼りなかったり、やる気がないと、
たちまちパートナーとしてどうなんだろう…という話になってしまいます。

くれぐれも、
新郎は新婦に任せっきりにしちゃだめですよ。

久保なつ美(日本デザイン)

姉にキレられました。

姉にキレられました。

From 久保なつ美(日本デザイン

突然ですが、昨日姉にキレられました。

今週末に姉の会社の社長さんと
ダンスの講演を見に行くことになっていて、
そのことについて話している時でした。

姉の会社の社長さんは、
とても優しい方でいつも姉によくしてくれています。
果物、おかし、雑貨、など色々頂きますし、
母の誕生日にはおいしいワインを頂きました。

年齢はそろそろ還暦くらいの方です。
聞けば、姉の会社はその社長さんの人柄と
仕事ぶりで何年もうまくいっているそうです。

話を聞いているだけで、
その方の器の大きさや人望の厚さが伝わってきます。

ただ、ここまでやってもらって良いのかなってくらい
して頂いているので、何かお返しがしたいなと思います。

私はデザインをやっていて、
HP集客やSEO対策もできるので、
そこで何か仕事でお手伝い出来たらよいなと思いました。
なので姉に、

「何か仕事で手伝えることあったらいいな。
会った時に何か手伝えることがないか聞いてみよう」

と言いました。

これは私にとってはごくごく普通の感情です。
親しい人や恩がある人ほど、
何か仕事でお返ししたいと思います。

「そのへんのよく分からない、イマイチなデザイン会社に
頼んでいるんだったら、うちに頼んでもらった方が絶対に
売り上げが上がるから、ぜひ自分がお手伝いして向上させたい」

それが素直な気持ちですし、
それが将来的に一番の恩返しじゃないかとも思っています。

ただ、これが姉の中ではちょっと違ったみたいです。

私が「何か仕事手伝えたらな」と言ったことを、
「こいつ営業しようとしてる」とネガティブな感じで
受け取った様で、

「営業しないで!」と言われてしまいました。

ショーーーッック!!!笑

姉は営業営業している感じが苦手です。
また家族が社長に自分の仕事をPRすることで
関係が悪化することを嫌がったみたいです。

そう言われると、
確かに嫌な感じに映ることもあるかなって思ったりもしますが、
一晩考えて思いました。

自分の会社のサービスに自信があるなら、

家族や大切な人にこそ使ってもらうべき

できることがあるのに、
それが相手にとって良いことなのに
関係が悪くなることを恐れて何も言わないというのは、
どうしても正義ではない気がします。

家族に自信を持って勧められないサービスは
他人にも勧めるべきではないとも私は思います。

だから、姉の会社の社長さんに会ったときも、
「私はHP制作やHPを使った集客が得意です。
私に何かできることがあったらお手伝いします」
と言うつもりです。

もし何もなかったら、
「今後何かあったらいつでも言って下さい」となるだけですし、
実際にお願いされたら恩返しの気持ちも込めて、
全力で仕事をします。

あなたは自分の会社のサービスを
自信を持って家族や大切な人に勧められますか?

「勧められる」方は絶対にPRすべきです。
「勧められない」方は、
サービスの改善をするべきだと私は思います。

久保なつ美(日本デザイン)