カフェのメニューはなぜ下げられるのか?

カフェのメニューはなぜ下げられるのか?From 久保なつ美(日本デザイン

こんにちは。

みなさん、お昼ごはんはどんなとこで
何を食べていますか?

私はお昼は外食するのが好きです。

仕事の合間においしいランチを食べるのが
私にとっての「ちょっとした毎日の楽しみ」です。

普段はだいたい事務所近くのレストランや
カフェに行ってランチプレートを頼みます。

色んなカフェに行って、
色んなカフェの雰囲気やメニューを楽しむのが
とっても楽しいんです。

ただ、ランチ時のお店に一つ、
もの申したいことがあります。(またかっ笑)

お店に入って、店員さんを呼んで、
注文しますよね、
その時にいつも気になることがあるんです。

私「すみません、注文いいですか?
和風スパゲッティのランチセットを一つ」

店員「和風スパゲッティのランチセットですね。
お飲物は何になさいますか?」

私「珈琲を食後に」

店員「
はい、珈琲ですね。
・・・
メニューお下げします

↑これーーーーー!!!笑

ランチに行くと、(ディナーでもそうかもしれないけど)
絶対に注文後にメニュー下げられますよね?
これ、店員さんみんな普通にしてるし、
お客さんも普通に受け入れてますけど、

メニュー下げる必要ってありますか?

私はメニュー見るの、結構好きです。
いいなと思ったお店だったら、
「次来たときは何を頼もうかな♪」
って眺めてみたり、
「デザートは何があるのかな★」
って見てみたり、したいんです。

特にデザートは、ランチのボリュームと
お腹の具合を見て後で注文する場合が多いです。
だから、メニューは注文後にも必要です。

だけど、これがすごい確率で下げられる!!

なんでかな?と考えてみたんですが、

・メニューの数足りない?
↑そんなにケチじゃないでしょ。
印刷すれば簡単に増やせます。

・席が狭いから気を利かせて?
↑これはちょっと考えられるけど、
立てておける場所くらいあるはず

それ意外は…

うーん、特に考えられない。。。
結果、たどり着いた結論は、

ただなんとなく下げている

だぶんこれだと思います。

みんな、他の人が下げてるから、
ただなんとなく、下げているんです。
それがいいことだと
思い込んでいるのかもしれません。

でも、冷静に考えると、
絶対メニュー置いといた方が
客単価上がると思いません?
後から注文しやすいし、
お店のこともよく知ってもらえるんじゃないでしょうか?

もしメニューを片付けたいなら、
「メニューお下げします」
じゃなくて、
「メニュー立てかけます」
と言ってテーブルの横に立てかければいい。

たったそれだけですが、
それだけのことでかなり変わると思います。

あなたも、なんとなく、
習慣化してしまっていることありませんか?

もしかするとそれこそ、
改善が必要なポイントかもしれません。

久保なつ美(日本デザイン)

暑い暑い…自分が熱い?

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おはようございます。

今日は涼しいですね。
うん、涼しい、たぶん涼しい。

というのは、外を歩いていた時はとっても涼しかったのに、
会社に入るといきないり暑かったんです!

周りのスタッフに

「ねーねー暑くない?」と聞くと、

みんな「別に涼しいから」と言う。

「え!?こんなに暑いのに信じられない!(イライラ)」と私。

日本デザインでは涼しい時はエアコン切って仕事してます。
だから暑いのか?

でも、ちゃんと換気もしてるので、外が涼しいのに
室内だけ暑いってなんか納得できない。
どうして?

どうして?

どうして私だけ暑いんだーーーー!!

そして落ち着いて考えてみて数分後、

思いついたこと↓

「もしかして自分が熱いせい?』

10分くらい歩いてきたきたから、
もしかしてその運動で自分が熱くなって、
「暑い」と感じているのか!?

それまでは歩いた時に外の空気や風を感じて
涼しく感じていたけれど、
止まった瞬間それがなくなるから、暑いのかもしれない。

だから、建物に入った瞬間じゃなくて、
オフィスに入った瞬間に暑く感じる。

そう考えると納得です。
そしてたぶんこれ正しい答えだと思います。

自分が熱いせいだと分かったので、
しばらく扇風機に当たって体を冷ましたらだいぶ涼しくなりました。

よかったよかった。

ずっと外を見て出なかった答えが、
自分に目を向けたら簡単に分かりました。

こういうことって、ありませんか?

何か問題があった時、原因は何か?
といくら探しても見つからない。
結果、問題は自分にあった。

というようなこと。

そういえば、
うちの社長は何か問題があっても何かや誰かを攻めることがありません。
「問題は自分にある」と常に思っているそうです。
彼はそれがもはや習慣になっている様で、
無意識にそう考えることができています。

「ベクトルが自分に向いている」状態です。

これはビジネスにおいてとっても大切なことだと思います。
誰かのせいだと思うと人を変えなきゃいけないので、
改善するのはなかなか難しい。

でも、自分に問題があると考えた場合、自分を変えればよいので、
すぐに改善できるのです。

自分がどんどん成長していきます。

ビジネスをしていると色々な問題が出て来ます。
売り上げの低迷、スタッフとの人間関係、費用の問題、お客様とのトラブル、
色々ありますが、全てを環境や人のせいにしてもいいことはありません。

もしから自分に問題があるかも?=自分に改善できることがあるかも?

と常に「ベクトルを自分に向けて」考えることが出来れば、
意外とすぐに解決してしまったりするもんです。

習慣にするのはこれがなかなか難しい。
私もまだまだ人のせいにしてしまうことがあります。

まずは答えが出ない時に、
「もしかして自分?」と考えてみることがら始めたいですね。

久保なつ美(日本デザイン)

売上が上がり易いお客、上がりにくいお客 その2

右足がないと働けない?

From 久保なつ美(日本デザイン

こんにちは。
今日も暑いですね。

エアコンをつけたら寒い、消したら暑いのジレンマから逃れるため、
ついにミニ扇風機を買ってもらいました。
一個398円でした。
扇風機業界も価格破壊ですね。
熱中症、怖いので気をつけて下さいね。

さて今日は昨日の続きで、

売上が上がり易いお客、上がりにくいお客 その2

をお送りします。

その1はこちらでチェックして下さいね。

一番売り上げが上がりにくく、かつやっかいな(すみません)お客様がこちら。

集客できないイメージが固まっているパターン

これは一番やっかいなパターンです。
こういう方は、そもそも自分のお店が繁盛するイメージが湧きません。
制作や広告運用に全くお金をかけてこなかったという方が多いです。
当然、これまで全く集客が出来ず、「楽天って儲からないよね」と言い出します。

先日お会いした、楽天ネットショップのオーナー様が、
私がデザインや集客担当だという事を知り、
「Facebookでの集客とか出来ますか?」と聞いてきました。
Facebookは購買意欲の高い客がそもそもほとんどいないので、集客は難しいです。
広告もほぼ効果は期待できないし、正直やるだけ無駄。
それをやんわりお伝えしました。

「ご自身のショップの広告運用や、デザイン改善をした方がずっと集客出来ると思いますよ」
とアドバイスしました。
すると、この方、すごいことを言いました。

「え〜、だって今までショップに全然客こなかったんですもん!(だからこれからも来ないよ)」

・・・・・・

えーーーーーーーーーーーーーー!?
そりゃそうでしょ!

制作や広告にお金全然かけてなかったんだから、そりゃ客こなくて当たり前。
この方の奇跡的なところは、
今までのショップ運営で来なかった=これからも来ない
となっているところ。

これを例えますと、
えさをつけないで一生懸命釣りをしている人に、
「えさつけたらつれますから、えさつけてみたらどうですか?」
と言ったところ、

「だって、今までつれなかったんだもん!(だからこれからも釣れないよ!)」

と言われた感じです。

えーーーーーーーー!?えさついてなかったんだから当たり前じゃん?

逆にえさついてなくて魚釣れたら奇跡だよね!?
ちょっと考えればおかしい話ですが、こういうことよくあるんです。

自分でビジネスをやっていると固定概念がついてしまうことがあります。
自分で、自分のやり方でやってみて、ダメだったからきっとダメだ。
と考えてしまうのです。
これははっきり言って勘違いです。

もっと制作や広告で改善できることがたくさんあることに気づいて頂きたい。
あなたは知らずに疑心暗鬼になりすぎていませんか?
自分なりになってしまっていませんか?
できない、できないって自分に言い聞かせてしまっていませんか?

そろそろ釣り竿にえさ、つけてみましょう。
釣れますよ。

久保なつ美(日本デザイン)